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 2002/1/27 sun

 <<柏木ハルコ「花園メリーゴーランド」1巻(BICスピリッツ)>>

 忙しいです。なぜ忙しい時に限って次々とやる事が増えるのでしょうか。暇な時はホントに暇でどうしようもないんですが。まあ、忙しいといっても実はそんなにたいした事をやっているわけじゃないんですよ。考えてやらなきゃならない事が多いので精神的疲労&寝不足が積み重なって、とても良くない状態になってしまいます。そんな時は気分転換が必要なのですが、それがまたまた難しくて何をやったら気分転換になるのかさっぱりわかりません。準備やお金が掛かるようなものはちょっと無理なので、ようは現実逃避が出来れば何とかなるのではないかと思い、妄想にふけってみたりしてます。そんな妄想のような世界を描いている素晴らしい漫画が「花園メリーゴーランド」です。目に線を入れられた男が体験した不思議な事と怪しげな前フリから始まります。体験の内容がHで不思議な村の話という妄想にぴったりなシチュエーションで素晴らしいです。さすが、モテナイ男が無理矢理良い思いが出来る「イヌ」を描いた作者だけあります。今巻の最後は先に期待を持たせる展開になってきたので次巻が楽しみな漫画です。

 2002/1/19 sat

 <<間瀬元朗「キョウイチ」ビックコミックス>>

 日記といいながらこんなに間を空けてしまい、いるかどうかわかりませんが毎日来てくださる方、およびたまに見て頂いている方、その他モロモロの方全てに申し訳無くおもっております。ウチのサイトはいわゆる古本関連を主に扱っているのですが、この日記ではそんな事に関係無くやろうと思って好きな事を書かせてもらってます。そんな感じであまりモノを読まない日が続くとなかなか日記自体も更新しづらかったり…といい訳をダラダラと書き綴っていてもウザイだけですね、すみません。って謝って済まない事もあります。それが「キョウイチ」です。「俺に、謝れよ…」って言ってるくせに謝っても許してくれません、それどころか殺されちゃいます。こんな人とだけは関わりたくありません。最初は現代の若者の暴走と戦う一般のサラリーマンの話かと思ったら、全然そんな事ありません。凄くコワイです。暴力と暴力を超えたモノが同時に襲ってくる感覚は想像しただけで逃げ出したくなります。陰影の効いた絵柄と力のある目の表情がイケてます、まさに力作って感じ。何気にこういう一冊を見つけると嬉しいものです。

 2002/1/14 mon

 <<井上三太「TOKYO TRIBE 2」6巻(祥伝社)>>

 世間では3連休らしいのですが、オレの働いている所は全然関係ありません。まあ、日曜は休みなんですが。明日は成人式らしいので出勤時に正装した若者達が大挙してると思うとイヤになります。そんな若者達に大人気らしい「TOKYO TRIBE 2」。本作品の前の「TOKYO TRIBE」を読んだ時は衝撃を受けましたね。非常に無機質なキャラなんですが、妙なリアリティが感じられるんですよね。暴力的表現もその絵柄によって薄まれて気軽に読めますが、読後にウスラ寒い気持ちになりました。そこもそれはそれで魅力の一つなんですが。最初は絵柄がちょっとって感じで読まなかったのですが、読んでみるとまさに三太ワールドって感じでハマる人も多いんではないでしょうか?

 2002/1/11 fri

 <<山下ゆたか>>

 仕事始めから5日くらい経ってるんですが、なかなか調子が戻らないですね〜あれだけグータラしてればもう働くのなんかイヤになります。でも、行ったら行ったで何とかやっちゃうんですよ、これが。なのに、調子が出ないとなんとも気分が悪い。仕事もあまりないんで早々に帰って、帰りに本屋に新刊チェックしに寄ったら<山下ゆたか>の新刊が出てるじゃん。良かった、いなくなっちゃった訳じゃなかったのねって感じで嬉しかった。オレはこの人の「ノイローゼ・ダンシング」を読んで衝撃を受けたんですよ。これがまたほんとに面白い、絶対オススメといってもいいくらい。まあ、面白くないと思う人もいるかもしれないけど読んでおいて損は無いと思う。これについてどんな感想を持とうが素通りは出来ない感情には襲われるはず。画力、構成力に関係無く、強い力を感じる作品で俺の中ではここ最近読んだ中でも1、2を争うほどのモノです。内容はヤンキー中学生の世界なんだけど、イラつく気分やどうしようもなく突っ走ってしまう感情やら妙に冷めた気持ちとかが見事なまでにリアルに感じられるように描かれている。これは何度読んでも引き込まれてしまう。演出かどうかわからないけど本編が終わった後の白ページも余韻としては最高。実はもうベタ惚れです。<山下ゆたか>の新刊の帯にも暴力が強調されてるんですが、これは仕方ないでしょう。一般的なキャッチーな言葉なんでこれで売れてくれれば更に新刊も出やすくなるだろうから、それはそれでOK.。今回もどんな気分をくれるのか楽しみです。(って買ってねぇのかよ!(笑))

 2002/1/9 wed

 <<リンク更新>>

 とうとう、このサイトも開設4年目を迎え、カウンターも7万超と開設時には考えられなかった状態にあります。これもロードのページでいろんな漫画家の名前やら作品名やらを書きまくったからかもしれません(笑)というのは半分冗談ですが、これも今ご覧になっている皆様のオカゲと感謝しておる次第でもあります。グータラな性格の為、なかなか他のページが更新されないという状態ではありますが、少しづつでも更新していこうと思いリンクページからいじってみたのですが、これがなかなか進まないのです。なぜかというとこんなサイトをやっているくせに漫画関連のサイトって全然知らないんですよ(笑)で、お気に入りの中から良い所を抜いて付け足してみました。充実したものとはとても言えませんが、リンク先のリンクを使って頂ければ更に効率が良いと思うので適当に使って頂ければ幸いです。一応、ウチのサイトってYahooではこんな所に入ってたりするんですよね(笑)

 2002/1/5 sat

 <<ブック・スーパーいとう>>

 とうとう、グータラ休みも終わりを告げました。こんな何も無い年始はひさしぶりというか初めてかも。でも、休み最終日に古本始めということで近所をひとまわりしてきました。ブック・スーパーいとうが昨年末に新店舗がOPENしたらしいのでその調査も含めてですが。このブック・スーパーいとうは系列にブックセンターいとうというものもありまして、各14店舗の計28店舗という巨大古本屋グループです。ここでは共通で使えるサービスカードを発行していまして¥20000分満点になると¥2000の割引券になるスグレモノです。もちろんオレもヘビーユーザーなんで現在3?枚目に突入しております。ということは約70万円はここでお金を落としている事になります。それを考えるとちょっと鬱になったりもしますが、オレはクソみたいなモノに湯水のように金を使ってるぜ!って感じで誇らしくもあったりします(笑)それにしても毎回満点カード使う時に住所と名前書いてるんだから新店舗情報でもくれたらいいのに…と、話はずれましたが新店舗、やはり毎回思う事なんですが開店日に行かないと駄目ですね。新しい店なんで新しい物も古い物も無いという状態でした。掘り出し物があるとすれば最初の在庫の時点でないとちょっとムズカシイみたいで、オレが行った時点で開店日には何かあったのでは?と思わせる良い感じの流れはあるのですが、良いモノは無いって感じです。それでもそこそこは抜いてきたんですけどね(笑)皆様の古本始めはいかがでしたでしょうか?

 2002/1/3 thu

 <<望月峯太郎「ずっと先の話」KCDX>>

 あけましておめでとうございます。昨年はすっかりネット上での自己主張も無しできて次々と訪問者が減ってしまい寂しい思いをしたので、今年はそのような事の無いようにしたいとは一応思っております。と、言いながらいまだオレは古本屋始めもせずにヒッキーになっています(笑)家でゴロゴロしているので何か読もうかなと思い手に取ったのが随分前に買って放置していた「ずっと先の話」でした。望月峯太郎といえば最近では「ドラゴンヘッド」前は「バタアシ金魚」とオモロイ作品を書いてる人です。その人の単行本未収録作品集というので一応購入してみました。で、どうかというとまあオモロかったです。イロイロ語ればあるんでしょうが、あまりそんな読み方しないんで(笑)でも、この人の読むといつも思うんだけど、なんかエロい。エロ漫画描いてくれないかな〜スゴイ面白いと思うな。そんな感じで今年もよろしくです。